一般社団法人広島県森林協会
森林・林業の振興発展と森林・林業に対する施策の拡充を促進するとともに,自然環境の保護と利用の調和を図り,もって農山村地域社会の安定的発展に寄与することを目的とする。
(1) 治山事業,林道事業,公有林造成事業等森林・林業振興に係る事業の拡充促進に関すること
(2) 自然公園整備事業等の拡充促進に関すること
(3) 森林・林業関係事業,自然公園整備事業等の振興に関し,資料・情報の収集及び関係行政庁等との連絡調整に関すること
(4) 森林・林業関係事業に対する融資の促進に関すること
(5) 森林・林業関係事業,自然公園整備事業等及び農山村地域の振興発展に関する調査研究及び研修会等の開催に関すること
(6) 会報及び刊行物の発行に関すること
(7) 治山事業,林道事業及び自然公園整備事業等の調査,測量,設計及び施工管理等の受託事業に関すること
(8) その他この法人の目的を遂行するために必要な事業
戦後10年を経過して昭和30年代に入っても、荒廃した森林の復興は遅々として進まず、県内沿岸島しょ部を中心に多くの荒廃林地が見られ、これらの復旧が緊急の課題であった。また、林道も単なる林産物の搬出施設という概念から、林業経営や地域の生活環境改善の基盤となる施設であるという認識に変化してきており、このような時代の要請に応えるため、広島県治山治水協会・広島県林道協会・広島県せき悪林改良推進連盟の3団体が発展的に統合して広島県森林協会を設立し、内容を一層充実し強力な運営を期することとした。
測量設計等の受託量の増大に伴い、会員への一層のサービス向上が図られるよう、組織を拡充整備するとともに、社会的信用度を高めるため社団法人広島県森林協会に改組し、諸規程を整備し体制を固めた。
会員である市町等に対し、国や県の森林・林業・林野公共事業に対する取り組み、施策の状況および協会の活動等について情報を提供するため平成14年6月から発行している。
昭和46年から治山事業及び林道事業に関する基礎的な技術を習得させるため初任者技術研修を県と協力のもとに中央研修として開催するとともに、要領や歩掛の改正等事業実施に必要な事項について、地域事務所が主催する地区研修会の開催に職員を派遣し支援している。
また、必要に応じて先進林業地の視察研修等も行い、市町職員の技術の向上、普及、情報の交換に寄与している。
このほか、参考図書として、治山、林道の月刊誌、造林時報、林構情報等をはじめ、治山、林道事業の測量設計に必要な図書を会員に配布している。
昭和50年から毎年、治山、林道、および自然公園整備事業の円滑な推進に努め、他の模範となるべき実績のあった市町村職員等会員の功績をたたえるため、森林協会通常総会の場で表彰を行っている。
広島県森林土木建設事業促進協議会との共催により林道の路面補修、側溝の保全管理、法面の草刈、災害の未然防止等車両の安全走行を確保するため、林道の維持管理に努めている団体を表彰し、そのうち優秀な路線、工事箇所については、(社)日本林道協会が主催するコンクールに推薦し、維持管理意識の向上と工事施工業者の施工能力の向上に努めている。
市町等が実施する地域振興事業に対して共催するとともに支援・協力している。
林業技術普及誌「ひろしまの林業」を広島県林業改良普及協会および広島県森林組合連合会と共同発行し林業新技術の普及啓発や林業施策の紹介等を行っている。
広島県林業改良普及協会、(公社)広島県みどり推進機構と共催で「林業・環境緑化」写真コンクールを実施している。入選作品は「広島の林業」表紙及び「広島県森林協会報」に掲載。
毎年4月29日のみどりの日に広島県緑化センターで開催される「みどりの集い」を(社)広島県みどり推進機構などと共同開催の実行委員会を組織し、緑化思想の普及啓発に努めている。
会長 1名
副会長 3名
常務理事 1名
理事 2名
監事 2名
事務局役職員体制 12名
測量士 3名
RCCM 2名
林業技士 7名
測量士補 2名
1級土木施工管理技士 1名
2級土木施工管理技士 2名